腕を組む男性の心理には、どんな意味があるのか気になりますよね。腕組みする人って、職場でもよく見かけますが、人によって威圧感を感じる時も。
私たちは心理的に行う行動が色々とあり、腕を組むときも心理的な意味がかくされているといわれています。会社の上司、彼氏、お父さんなど。身近にいる男性が腕を組むとき、一体どのような意味があるのでしょうか。
腕組みする人にはこんな思いがある!
目の前の人がいきなり会話中に腕組みをしたら、なんとなく不安や威圧感を感じます。逆に腕組みをする人を見て、好感を持つ人は少ないのではないでしょうか。まず腕を組む心理の前に、私たちは腕を組む人に対して、次のような思いを持ってしまうのです。
批判的になる
腕を組む人の心理は場面によって様々、しかし相手にとっては決して快いアクションではありません。かつてアメリカにて腕組みをする学生としない学生に分けて講義をした結果、腕組みをしたグループのほうが、テストの結果が悪かったという研究結果がありました。
また腕を組むグループの人達は、内容の理解力が低下することが考えられていて、脳の働きにも影響するのではないかといわれています。
このような結果がありますが、腕を組む人に対しては双方が批判的になる傾向があり、腕を組んでいる人からは、ネガティブな発言がされることが想定されますよね。
居心地が悪くなる
いきなり目の前の上司が腕組みをした場合、なにか怒られるのではないか不安になりませんか。まっすぐに腕を下ろしている人と組んでいる人を比べると、明らかに腕をまっすぐにしている人のほうが接しやすく感じますよね。
腕組みをする人に対しては、とても居心地が悪くなり相手の心境をつい考えて顔色を気にして見てしまうもの。
落ち着かない
腕組をされると、とても落ち着かなくなる場合がありますよね。相手が怒っているのか、不快なことがあるのか、とても気になるとその場の雰囲気が悪くなり居心地が悪いのです。
たとえばカフェでお茶をしている時、相手がいきなり腕を組んだらもう帰りたいのかなと思いますよね。どんなサインを送っているにせよ、腕を組む心理は相手にマイナス的なメッセージを送りやすいといえるでしょう。
マイナス的な意味がある腕組み
腕を組む心理、ほとんどの場合が悪い印象を与えてしまいますがどのような時にマイナス的な意味があるのか、詳しくご説明しましょう。
相手を拒否している
腕を組む心理は、相手を拒否している意味があります。好きな人が目の前にいるなら肩に手を置いたり手をつないだり。スキンシップをしたいと思う気持ちになるものです。しっかり腕を組んでぎゅっとなっている姿勢は、警戒している意味があるでしょう。
信用できるかどうかわからない人、距離感がつかめない人など、また安心できない関係の人の前では腕を組む心理があります。
男性の場合は仕事場で腕を組む人を良く見かけますが、仕事上の付き合いや職場の人間関係など、つい警戒したくなる時に無意識にやってしまうのでしょう。
怒っている
怒っている時、表情だけではなく私たちは全身を使って相手に感情表現する場合があります。怒りは抑えきれないことが良くあり、何か言ってしまう前に腕を組み相手に怒りを伝えたいという人もいるでしょう。
男性は自分の心の中を読まれるのが苦手として、弱さを相手に見せないために腕を組むという防御的な態度に出るのかもしれません。
怒っている時は、相手によってはっきりと自分の気持ちを表現できない場面があります。それほど関係が深くない人に対して怒りを示すときには、腕を組んで怒っているということを相手に伝えようとする場合も。
隠し事をしている
寝る時の姿勢で、子供のように体をぎゅっと丸めて寝ることがありますよね。これは不安の表れともいわれていますが、腕を組む心理にも共通する点があるのです。
ぎゅっと胸の前で腕を組むことは緊張を隠している、または隠し事をしたいというサイン。たとえば彼氏の怪しい行動を追求した時に、返事に困って彼氏が腕を組む場面があります。どう言えばいいのかわからない時は、腕組みをして隠し事がバレないように自分自身を守っているのかもしれませんね。
心配しなくてもよい腕組みの心理
腕を組むというのは心理的な意味がある反面、まったく意味がなくつい癖でやってしまうこともあります。
すべての腕組みがマイナス的な意味を持つものではありませんので、次のような場合は心配しなくてもよいでしょう。
腕が楽なのでやってしまう
腕をずっと使ってパソコンをしている時、文字を書いている時など、腕が疲れて無意識に腕を組むことがあります。たとえば会社の休憩時間、何気なくみると腕組して腕をストレッチしている人もいますよね。
ホッとする
腕を組む心理は人にメッセージを送る場合だけではなく、自分自身を安心させるためにやってしまうことがあります。腕を組んで両手でしっかり二の腕を掴むスタイルは、防御壁の面積を広くして上半身の露出度を少なくしている意味も。自分を外部から守りたい、またはホッとしたい時に、このような腕の組み方をするのです。
癖でやってしまう
腕を組む心理で心配不要なのは、いつも癖でやってしまう男性です。仕事の休憩中、外で腕を組みながら煙草を吸っている男性ってよく見かけますが、特別な意味がなくただ癖でこのポーズをやってしまうのです。
でも癖をもっと掘り下げてしまうと、イライラの解消や安心感などを求めることにつながりますので、習慣的に腕を組む人は無意識にリラックスしたいために腕組みをしているのでしょう。
腕を組むとなんとなく落ち着く時がありませんか。癖は色々ありますが、腕組みも心理的な意味がある場合があるのです。髪を手で触るようなものと同じですね。
まとめ
つい無意識で腕を組む人は、相手にマイナスイメージを与える可能性がありますので、癖でやってしまう時は周囲にどんな人がいるか、一呼吸おいてから腕を組んだほうが安心ですね。
私たちの身体は言葉では表せない感情を表現するため、心理的にあらゆる行動をしています。腕組みをする人を見かけたら、怒っているのかそれともリラックスしているのか、表情などと合わせてチェックするようにしてみましょう。
☆こちらの記事もチェックしてみてくださいね!
コメントを残す